全国の救急隊員を対象として、救急救命士の国家試験を取得させるために、研修所において高度かつ専門的な教育を実施しています。
平成3年8月の教育訓練事業の開始以来、平成5年10月に救急救命東京研修所(東京都八王子市)を、平成7年4月に救急救命九州研修所(福岡県北九州市)をそれぞれ開設し、また、平成10年3月には救急救命東京研修所の増改築改修工事を行い、両研修所併せて1期(半年間)500人、年間1,000人の研修を可能とする体制に充実させました。
また、救急救命士による救急救命処置の範囲の拡大に伴い、薬剤投与に関する追加講習を平成18年度から25年度まで実施したほか、平成26年度以降は、指導救命士養成研修や処置拡大追加講習を実施するなど、既資格取得者に対する講習も実施しています。