感染防止対策強化研修
1.研修の概要
(1)研修目的
近年、救急隊員は救護活動において、新型コロナウイルス感染症をはじめとする様々な感染症に罹患した傷病者に触れる機会が増大してきており、救急隊員の安全性確保の充実の観点から、感染防止対策の一層の習熟が求められている状況です。
当該状況に鑑み、本研修は全国の各消防本部において感染防止対策に関するマニュアル整備、研修の企画・実施等を行う者を対象に、新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染防止対策全般に対する体系的かつ集中的な研修を行うことにより、感染防止対策に関する知識及び技能の強化・向上を図ることを目的としています。
(2)研修の概要
以下の内容にて年に2回の研修を実施しています。
1.場 所: 一般財団法人救急振興財団 救急救命九州研修所
2.期 間: 1週間(土日祝日を除く5日間)
3.対象者: 全国の各消防本部において感染防止対策に関するマニュアル整備、研修の企画・実施等を行う者
4.定 員: 48名(研修1回につき) 年合計96名
(3)研修の特徴
特徴1: 新型コロナウイルス感染症をはじめとする様々な感染症についての感染防止対策を体系的かつ実践的に習得することができます。
特徴2:消防庁「救急隊の感染防止対策マニュアル(Ver.2.1)」に習熟することができます。
特徴3: 総務省消防庁のこれまでの感染防止対策に関する一連の行政通知に習熟することができます。