救急救命士研修課程
1.研修の概要
一般財団法人救急振興財団の救急救命研修所は、全国の救急隊員に対する高度な教育訓練を行うことを目的とし、開設以来これまで、救急救命士法(平成3年4月法律第36号)に基づく国の指定を受けた救急救命士養成所として、全国の救急隊員を対象に、国家資格である「救急救命士」になるために必要な知識及び技能を修得させるため、「救急救命士研修課程」の教育訓練を開設以来これまで行ってきています。
救急救命士養成所として位置づけられる研修所は、現在2ヶ所、東京都八王子市に救急救命東京研修所、福岡県北九州市に救急救命九州研修所がそれぞれ置かれ、当該研修期間は7ヶ月で、全寮制で研修が行われています。
研修人数は、原則として、救急救命東京研修所が前期、後期各々定員300人、救急救命九州研修所が後期定員200人で、両研修所併せて定員合計年間800人の受入れ体制にて研修生の教育訓練を行っています。